NPO法人日中友好大海の会は、日中友好交流と会員同士の親睦を深めることを目的に、年2回、実施時期は、概ね6月と10月に、日帰り或は宿泊旅行を実施することを5月19日の第1回通常総会に於いて決定しました。
7月13日、渡辺副会長と会員9名は、日中友好大海の会2泊3日宿泊旅行として勝浦を訪れました。
午後1時に勝浦駅到着後、緒方謙一副会長がみんなを出迎え、別荘に温かく迎え入れてくれました。少し休んだ後、みんなで緒方さんと大橋さんの車に便乗して、サーフコーストと燈台などの観光地を案内して頂きました。最後に、「♨つるんつるん勝浦温泉」で旅の疲れを洗い流しました。
今回、日中友好大海の会の宿泊旅行として勝浦を選んだ理由は、430年以上の歴史がある勝浦朝市に特別な興味をもっていたからです。
7月14日、早朝6時に会員達は楽しく海岸沿いの勝浦朝市に行きました。広くない通りの両脇には、優しい顔をしたおじいさんとおばあさんたちが、ビニールシートを地面に敷き、朝に摘んだトマト、キュウリ、ピーマン、ブドウなどをランダムに並べ、温かく観光客に声をかけていました。目の前の光景は、一瞬子供の頃にタイムスリップしたようで、中国の故郷の町の市場に戻っていました。
朝市の文化は、勤勉で善良な人々の文化です。今回の旅で感じたのは、時代や場所や言語などと言う壁を勤と善で乗り越えたのではないでしょうか。(文責 周 峰蘭)