第2回通常総会と三上貴世(三世)の講演会を開催する

5月18日(日)国際善隣会館に於いてNPO法人大海の会第2回通常総会と総会前段に三上貴世(三世)さんの講演を行いました。

第1部は、司会の細川香理事から講演して頂く三上貴世(一笑苑板橋、戸田管理者)さんの自己紹介で始まりました。

司会 細川香理事

三上貴世さんは、父母が共に中国残留邦人二世で、ご本人は三世です。中国黒竜江省方正県で生まれました。17歳の時に、すでに永住帰国していた祖母を頼って、父母と家族一緒に来日しました。

講演者 三上貴世さん

講演は、日本語で始まりましたが、途中から中国語で話され「残留邦人、孤児は敗戦の時、沢山苦労しました。戦争の傷跡は今も続いており、ずっと一生続いていることを理解して欲しいです。戦争が二度と起きないように、世界が永遠に平和であることを願っています」と締めくくりました。

会場風景

第2部は、NPO法人大海の会第2回通常総会が開催されました。司会の田中佑貴江理事長は、先ず総会の定足数の報告を行い、本総会は有効に成立していることを宣言しました。総会議長の選出に入り、昨年の総会に引き続き劉澤理事を選出し、全体の拍手で承認されました。

司会 田中佑貴江理事長      議長 劉澤理事

次に、中野修会長の挨拶は「この1年間のご支援・ご協力に感謝し、大海の会は、将来必ず力をつけて介護事業を展開したい。今年の目標は、次世代を担う三世と交流し、出来れば中国を訪問したい」と述べました。その後、提案された議案(活動計画案は会長、予算案は菅原英子会計が提案、監査報告は周峰蘭監事が報告)は、全体の拍手で承認されました。

中野修会長          菅原英子会計        周峰蘭監事

最後に、渡辺貴美子副会長が熱のこもった閉会の挨拶を行い、NPO法人大海の会第2回通常総会は無事終了しました。

渡辺貴美子副会長