大海の会概要
団体名:特定非営利活動法人中国残留邦人等・日中友好大海の会
設立年月日: 2023年12月20日
所在地 :〒146-0084 東京都大田区南久が原二丁目24番9号
大海の会とは、先の戦争による多数の邦人や子どもが中国に残留し、多大な苦労をし、祖国に戻られてきても、様々な課題を抱えていることを支援するとともに、この歴史と経験を次の世代に伝え、音楽・踊り等で日本社会との交流を深めることで、日中両国相互理解と友好の促進をはかり、戦争のない平和な社会を築くために力を尽くすことを目的として設立された組織です。
大海の会は、2015年から公益財団法人中国残留孤児援護基金団体助成金を受け、様々な活動を行っています。また、2023年12月18日、東京都よりNPO法人の認証を受け、、新たにNPO法人中国残留邦人等・日中友好大海の会としてスタートしました。
大海の会の歩み
大海の会の前身は、日中友好・大海グループと言います。これまで中国残留孤児問題全国協議会の下、ひとつのグループとして活動してきました。
中国残留孤児問題全国協議会は、民間の残留孤児支援団体を統括して関係省庁との折衝に当たることを目的とする協議体で、中国残留孤児の肉親調査訪日団の歓迎会及び中国帰国者研修旅行を毎年実施してきました。1982年11月に設立し、多くの実績を残してきましたが2015年度をもって組織解散となりました。
日中友好・大海グループは、引き続き、中国残留邦人・二・三世代の社会福祉支援事業(生活相談、就職相談)や日本語教育事業(日本語学習支援)活動を進めて行くために、2016年7月18日臨時総会を国際善隣会館5階において開催し、「グループ」を「会」に変更し、任意団体となりました。
その後、会員からの強い要望(NPO法人取得)があり、2023年9月23日特定非営利活動法人中国残留邦人等・日中友好大海の会設立総会を国際善隣会館において開催し、10月6日東京都にNPO法人申請書を提出し受理されました。12月18日にNPO法人認証書が下りました。法務局への登記申請、東京都への設立完了届書提出、都税事務所への事業開始申請書提出が終了しました。