中国残留邦人・孤児の歴史と経験を次世代に伝える取組み経過

2023年6月21日 豊島区日中友好協会尾崎会長より次のような依頼を受けました。
「京都大学 院生による中国残留邦人・孤児のインタビュー調査についてご協力をお願いしたい。」大海の会は、会の定款の目的である「中国残留邦人・孤児の歴史と経験を風化させず次の世代に伝えて行く」と言う取組みの一環として協力することとしました。

調査概要については以下の通り

・調査対象者:中国残留邦人及び2世、3世 出来る限り多くの方に
・調査方法:現地でのインタビュー調査
・所要時間:1時間前後
・調査時言語:日本語、中国語
・途中辞退:可能
・東京滞在:3日以上を予定
また、本調査にご協力いただきました皆様の内、結果報告を希望される方には、調査報告書として、本調査のまとめおよび分析結果をお送りさせていただきます。
ご不明な点などございましたら以下の連絡先までご連絡いただければと思います。
また、インタビューの前に団体の活動見学も合わせてお願いしたく存じます。皆様がどのような雰囲気の中で過ごされているのかを肌で感じ、暮らしや日常に少しでも近づくことができる機会をいただけますと幸いです。

インタビューで予定している質問は以下の通り
・どのような生い立ちか(中国残留邦人になった経緯を含めて)
・中国でどのように暮らしていたか
・中国残留邦人としてどういうことに困っていたか
・家族との関係はどうだったか
・家族との関係でどういうことに困っていたか
・なぜ日本に帰国しようと思ったのか
・帰国後どのように暮らしているか
・帰国後、中国残留邦人としてどういうことに困っているか
・帰国後、家族との関係はどうか
・帰国後、家族との関係でどういうことに困っているか

以上の内容を受けて、日程、インタビュー者、会場の検討を行い、実施した。